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Author:又市
背骨が見あたらない黄色い猿が
徒然なるままに過ぎ去った日々を
回想していくものですので
散逸していますこと ご容赦下さい


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DATE: CATEGORY:創挿話
これは 蒼い砂漠の国の物語

その国では

砂も蒼く 夜空の月も蒼く 輝いているのです


夜だけが存在する国

ここには 昼が存在しない

浪漫を語る者ばかり

夜は 男と女が愛を語る


男は 一人で窓辺に腰かけて

夜空の蒼い月を見上げて

夢を語る


女は 一人でベッドの横に跪き

窓から見える蒼い月を見上げて

恋を夢見る


そこは

砂も蒼く 夜空の月も蒼く 輝いている

夜だけが存在する国

ここには 昼が存在しない

浪漫を語る者ばかり・・・・・


幸せと不幸せが混在する

気づく者はいない

だから 皆幸せ

それぞれの夢に生きる者たちばかり・・・

もちろん

異なる者もいる


朝日に向かって 歩き出す者・・・

夜に夢と愛を語り

朝日に向かって 歩き出す・・・


そこは

砂も蒼く 夜空の月も蒼く 輝いている

夜だけが存在する国

ここには 昼が存在しない

浪漫を語る者ばかり・・・・・
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